sh878787のブログ

こんな生き方していました。今は精一杯頑張って普通にしてます

後悔〜同類の者へ 12

皆さん、今日も一日大切に生きましたか?

後悔する日もあると思います。

ですが、その時に思った事や自分のとった行動が

その時は正解だと思います。

正解や間違えは後から分かる。

 

今を精一杯大切にしましょう

 

ここからの話は実話です。

人への想いや、自分との葛藤や苦しみ

信念や憎悪などそのまま書いています。

 

いつか同じ様な者に伝えたいと思っていました。

その一歩目として書いています。

良かったら読んでください。

 

※前回までのあらすじ

強姦された女の子を助けて、相手に制裁の為に

ナイフで刺した。接見禁止が付き面会も出来ない中弁護士だけが頼りの綱。しかしその弁護士が一般民事が得意な弁護士だった

 

●面会室のアクリル越しに見る弁護士は、何故か余裕がある顔している。

俺の中の不安が何故か消えない。

この日は、被害者の女の方に、事件にしないのであれば、証人として出廷して欲しいと頼んでくれとお願いして面会終えた。

 

その後は、取り調べ再開・・・・昼食終えてから、取り調べ。

 

刑事が、『被害者の男も、昨日から取り調べできる様になったからなぁ』

と言ってきた。

あのクソが何をどう言うのか、認めるのか、言い訳するのかが

めちゃくちゃ興味あった。でも捜査上言うてくれん。

 

取り調べの中で、強姦されたから助けに行ったという流れで、説明してたんやけど、

調書を取るときにその文言が入らなかった。

 

『何で強姦って書かんのや?』聞いた

『彼女の方が事件にしない、立件しないっていうからなぁ。』

 

なんじゃそれ??意味が分からん??

 

とりあえずその日の調書は指印を押さなかった。

 

翌日、弁護士が面会に来た。さすが私選弁護士。仕事してますアピール!!

その時に昨日の取り調べの件を言った。

 

『誘導とかには乗らないでください。不利になる調書はサインしないでください』

等々言われた。

 

『昨日の件ですが、先方は事を大きくしたくない。事件にもしないし、出廷もしないとのことです。』

『なんでや?』

『向こうの弁護士と話もしたんですが、証人出廷などした場合は、今回の事件に少なくとも関与した疑いが出てきます。事件当時、同じ車両で行動して、事件現場にいた。強姦罪で先方が事件にするなら、矛先が少し変わる可能性があるでしょうが、

今のところは、被害者男性と示談の話をしているみたいです』

 

『もう一回、頼んでくれへん?お前が困ってたから助けてあげたんや。お前の為に何人動いたんや?

今度はこっちが困ってるねん!お願いしてくれ。』

 

 と弁護士にそのまま伝えてくれとお願いした。

共犯の相棒にもキッチリ伝えてとも言った。

 

面会後に考えた。

 

強姦された女がいた

狂ってる感じの女がいた

その女に手を差し伸べた

クソみたいな男ばかりやないぞと教えた

普通に生活できなかった俺たちでも、役に立つと言う所見せたかった

助けたつもりやった

 

信用も信頼もない間柄。

 

『関わるんやなかった』と後悔した。

 

~続く

 

ありがとうございました